GW2日目、ここぞとばかりに様々に試乗させて頂いています(笑)😅
試乗のお目当ては、フラッグシップモデルのグランドチェロキー!!
が、あまりに条件が厳しく当時のゼネラルモーターズやフォードも作成出来なかった中で、作成したメーカーがあったと。
有名なのはウィリス・オーバーランド・モーターズ社が作成したウィリス・ジープですかね☺️
これが戦後は民間用に販売されるようになったのが現行ジープのラングラーの祖なのですが、実は日本とも関わりがあり、何気にトヨタのランドクルーザーや三菱ジープなんかともかなり深い関わりがあったりします。
これが戦後は民間用に販売されるようになったのが現行ジープのラングラーの祖なのですが、実は日本とも関わりがあり、何気にトヨタのランドクルーザーや三菱ジープなんかともかなり深い関わりがあったりします。
さて、その中で今回お目当てのグランドチェロキーは、現行のジープブランド中のフラッグシップモデルになります。
少し前までは前述のラングラー、ミドルサイズSUVのチェロキー、そしてこのグランドチェロキーと3車種の展開だったのですが、今はバリエーションも増えてコンパス、レネゲードというコンパクトなSUVが加わり5車種となりました。
個人的には現行型の顔つきになってからとても気になっているモデルの1つでして、ユーティリティ面も含めて早速色々見てみたいと思います🙂 ちなみに、過去最長文になってるかと思いますが(笑)最後までお読みいただけると幸いです。
ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なので気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが各項目については5段階で評価したいと思います😃
試乗車:ジープ・グランドチェロキー
グレード:Limited
☆目次★
エクステリア(★★★★☆)
試乗車はグラナイトクリスタルメタリック、というグレー系のボディに18インチホイールという出で立ちのLimitedというグレード。
流れとしては先に試乗をして後から各部詳細を伺ったのですが、構成的にはいつもの流れで書いていきます(笑)
全体的な印象はまずは何と言っても「デカイ😳💦」です(笑)
全長:4,835mm
全幅:1,935mm
全高:1,805mm
ホイールベース:2,915mm
※グレードにより全長、全幅、全高は若干差が出ます。表記はLimitedのもの。
幅が2メートル近いので充分大きいと言えるとは思いますが😅それでも全長は5メートル切ってるのは少し驚きでしたね。
グレード体型はザックリ書くと以下のような感じです。
・Laredo(ラレード)/ベースグレード。3.6リッターのV6エンジン搭載。税込489.9万円
・Limited/ラレードの仕様に幾つかの安全装置、本皮シート(全席シートヒーター付)、エアサスを追加したスタンダード仕様。税込610万円。サンルーフ有だと+16万円。
・Summit (サミット) /Limitedの仕様にメッキパーツや革加工をより施し、高級感を高めた豪華仕様。税込686万円。サンルーフ有だと+43万円。
・SRT8/Summitの仕様からエンジンを6.4リッターV8エンジン搭載に切り替え、走行性能を高めたハイパフォーマンスモデル。税込827万円。(‼️😳💦💦💦)
えーと、最後に1つ逸脱したのがありますが(笑)😅恐らくは一般的にはラレードかリミテッドでの検討になるのかな、というように思います。
順に見ていくと、まず何と言ってもこの顔つき!😊
いいですねぇ、このオラオラ顔!
いいですねぇ、このオラオラ顔!
先日のカマロもかなりオラオラでしたが、これも負けてませんね!
高速とかでもこんなの後ろから来たら道譲りたくなります(笑)
デザイン的にはジープ伝統の、縦に7本で区切られたグリルを中心にヘッドライトで挟んだ形で、それをボディ幅いっぱいまで拡げてワイドに見せていますね😃
ちなみに営業さんに伺った話では、この7本グリルと丸目のヘッドライト(よく見ると丸形のHIDヘッドライトを中心に、LEDライトで周りを縁取っているのです)、台形に型取ったフェンダーが、ジープ伝統のアイコンなのだそうです😃
また、フロントグリルからは沢山空気が取り入れられるようになっている反面、風の通し方も綺麗になっていると言いますか、ボンネット上にも風を後ろに流すよう凹凸が設けられてました。
一般的に空気の抵抗って考えた際、先頭が丸みを帯びている方が抵抗が少ない、と考えると思うんですが、実際はこういう四角型のボディの方が抵抗が少ない場合もあるのだそう。
要するに空気とボディがぶつかった時に、ぶつかって離散する空気をどう整流するかがポイントなんだそうです🤔このあたりは色々自動車工学、航空力学の本や情報調べた中に書いてあったのですが。
フロントのバンパー下部には周辺を確認するカメラとミリ波レーダーの発信部が装備されていました。とはいえ、カメラなども日本の法規に合わせて後から取り付けた感が強く、これ取れたりしないのかな?😅と若干心配もしてしまいましたが(笑)
ボディサイドはやはり前述のフェンダーの形が特徴的ですね😃フロントなどはこのフェンダーの形に沿って空気を整流してる様子も伺えます。プレスで上手く曲線を出してアクセントを付けてるのもいいですね☺️
フロントに対してリア周りは少し地味かな?🤔リアゲートはラレード以外のグレードは電動で開くタイプのゲートです。足をかざして開く機構は付いてません。
ボディサイドはやはり前述のフェンダーの形が特徴的ですね😃フロントなどはこのフェンダーの形に沿って空気を整流してる様子も伺えます。プレスで上手く曲線を出してアクセントを付けてるのもいいですね☺️
フロントに対してリア周りは少し地味かな?🤔リアゲートはラレード以外のグレードは電動で開くタイプのゲートです。足をかざして開く機構は付いてません。
なお、このグランドチェロキー、リミテッド以上のグレードはエアサスになるのですが、つまりは車高を運転席で調整出来るんです!!😳💦
例えば、元々でも少し高さがあるクルマなので、乗り込む際に1番低い位置まで下げると足の短い私でも(泣)楽に降りられますし、逆に多少の荒れ地や雪道などで高さが必要な時には1番低い位置から比べると+15センチの間で調整出来るんです😃
さすがはオフロード本家のジープ!
なお、その高さを上げた状態でも低速走行であれば可能だそうですが、高速になると車体ふらつきの原因にもなるため、自動で車高が走行に適した高さに戻るのだとか😳💦💦💦頭良すぎだろ💦
事実、フェンダー内を覗いてみるとエアサスのぶっといサスペンションシステムの脇に電気系統の配線とカプラーが見えました☺️
ただ、こんだけむき出しで大丈夫なのか?とは思いましたが…走行してて木の枝とか巻き込んで配線切断したり、雨の日の走行で水がカプラーの隙間から入り込んだりとかあるんじゃ…と考えちゃいましたが…🤔そこんとこ聴けば良かった。
エンジンルームも勿論拝見しました☺️
エンジンルームも勿論拝見しました☺️
最上級のSRT8になるとV8エンジン搭載となる関係から、V6エンジン仕様の場合はまだエンジンルームにも余裕がありますね😊
エンジンヘッドカバーがかなり高い位置にあるんだな、と思いきや、エンジン本体は低い位置に搭載されており、しっかりと考えられてるんだなぁ😳と目を丸くしてしまいました。(営業さん曰く、我々としてはエンジンヘッドカバーが付いただけでも衝撃的でしたΣ(-∀-;)とのことでした(笑))
グリルから空気を取り入れるのは勿論ですが、このタイプのクルマだと道なき道も走る場合があるわけですよね。なので水だの砂だのも入る可能性があるわけですが。
フロントのアンダーカバーがしてはあるものの、フロントタイヤより前のオーバーハング部分までしかカバーはなく、簡単に水や砂が下に抜けるようにキチンと作られてました。このあたりは以前乗ったランドクルーザーのプラドとも似てる部分ですね☺️
また、エアクリーナーの空気取り入れ口(言い換えればエンジンに送る空気の入口)も左ヘッドライト上部に設けられており、瑞や砂が入らないようにしっかりと囲われていました。いやー、良く考えられてます😳💦💦💦
ボディの作り自体はストラットタワーからバルクヘッドまでは深い抉りが設けられてはいるのですが、溶接の仕方などを見ていると上手く補強に問題がないように組み合わせて設計されているように見受けられました。後述しますが、運転して変に剛性不足を感じることはなかったので、フェンダーの裏側などでしっかりと設計されてるのだと思います☺️
ラゲッジスペースは、やはり広い!
ラゲッジスペースは、やはり広い!
測ってみたら室内横は一番狭いとこでも98cm、縦は後部座席背もたれまでで、105cm。 高さは70センチ程で、後部座席倒すと2メートルは楽に長さを確保可能です😍
車中泊も楽々出来ますね☺️
勿論、運転席や助手席を前に移動させればもう数10センチは稼ぐことが出来ます。
唯一残念なのが後部座席の倒し方で、荷室側からは倒すことができず、リアドアを開けてバタンと倒すことになります。
でも、この広さはメチャクチャ魅力的です!😍
ちなみにアクセサリーにはサイクルキャリアもあり、自転車を社内に搭載出来ます☺️
ペットがいる方なら、ペット同乗用のアクセサリーも充実してますよ!😃
インテリア(★★★★★)
今回のグランドチェロキーで1番驚いた、かつ感動したのはここの項目かもしれません😍個人的には、ですけど(笑)
試乗車はグレードがリミテッドのため、本革シートのモデル。勿論シートヒーターに電動シート、シートのメモリー機能まで備えた至れり尽くせりのモデルです😍しかも、後部座席までシートヒーター付なのは驚きました😳💦
インテリアは黒を基調として、エアコンの吹き出し口やディスプレイユニット周りがメッキで縁取られた高級感溢れるもの。
それでいながらデザイン自体はシックかつシンプルで好感が持てます☺️
ステアリングは勿論本革巻きで、ステアリングヒーターも装備。パドルシフト対応の上、オーディオの操作ボタンはパドルシフト横、ステアリング裏にボタンがついています。
ステアリングは勿論本革巻きで、ステアリングヒーターも装備。パドルシフト対応の上、オーディオの操作ボタンはパドルシフト横、ステアリング裏にボタンがついています。
多くのモデルでは親指で操作するためステアリング表に装備されてるのが多いのですが、ステアリングを握り直す必要なく、中指や人差し指でポチポチと操作出来るためとても使いやすかったですね☺️
メーターパネルはフランス車などに見られるような奇抜なギミックなどはないものの、スタンダードに速度計と回転計が大きく表示されるモデルでとても見易い🙂視認性は問題なし!
営業さん曰く、左ハンドルのクルマを右ハンドル仕様にしてるのでそのあたりはどうしても…😅とのこと。
シートとミラーを調節し、ドライビングポジションをとって気づいたのは、意外とボディの大きさを感じない😳ということ。
幅のサイズ的には先日のカマロとそう変わらない筈ですが、こちらの方が小さく感じました。恐らくは視点が高い上、ボディ形状がスクエアのため、見切りがしやすいからそう感じるのかな?
ランドクルーザープラドのときも記載しましたが、この手の四駆モデルは見切りが良くないといざというとき困りますものね😃事実、営業さんもそれを仰っておられました。
そのため、車両感覚の把握はとてもしやすいです。
オーディオも同様で、BluetoothやUSBで接続して聴くタイプのもの。
後部座席のシートヒーターは前述の通りですが、センターコンソールにはエアコン吹き出し口やUSBが。
で、後部座席は何とリミテッド以上のグレードはリクライニングが可能です😃
しかもレバーも運転席や助手席みたく、シート脇にあるのでとても使いやすい☺️
なお、乗り降りは車高調整で手伝える部分もありますが、それでも高いと感じるのであれば、今年度モデルからはBピラーに写真のようなグリップが用意されてます。
座った感じでは身長176センチの私でもヘッドクリアランスは拳1.3個分、膝周りは拳1.5個分のスペースが。(ちなみにこれを確認したのは試乗後なので、運転席は私の体格に合わせて調節した後なので、かなりのスペースが元々確保されてることがわかります)
よく見ると、運転席も助手席も背もたれの後ろ側は後部座席の同乗者が乗った時には膝回りにスペースが出来るように湾曲して抉られてる為、スペース確保が出来るんです!素晴らしい☺️
また、後部座席は6:4の割合で倒せますが、倒す際に後部座席の座面が沈みこむようになっているため、倒すと綺麗にフルフラット、まっ平らにすることが可能です。これも素晴らしい☺️
ちなみに後部座席の乗り降りはさほど乗りづらさなどは感じませんでした😃
安全装備(★★★★★)
最新型のクルマだけあり、 最近の安全装備はほとんどが標準で装備されてます。
と言っていいのですが、ラレードのグレードについては簡易版、ベースグレードなのもあり付いてないものもあります。
エアバッグは運転席や助手席、フロントとリアのカーテン、運転席膝回りと全てグレード問わず標準です。
その他標準で装備されてるのは以下ですね。
・セントリーキー盗難防止装置
・エレクトロニック スタビリティ コントロール
・レインブレーキサポート
・レディアラートブレーキ
・リアバックカメラ
・フロント/リアパークアシスト
セントリーキー盗難防止装置はクルマそれぞれに適合するキーコードをキーに内臓し、正しいキー以外ではエンジンが始動できない、というものらしく。要はイモビライザーですね。上の説明だけだと、「キーってそういうもんじゃね?🤔」ってツッコミ来そうだ(笑)
エレクトロニック スタビリティ コントロールは車両の各センサーが安全にクルマを制御するよ、というものですね。
バックカメラとパークアシストはまぁわかりますが、驚いたのは残り2つ。
機構はよくわからないのですが、風でも当てるのかな?🤔でも、ここに注目したのは凄いと思います☺️
レディアラートブレーキは、ドライバーのアクセルとブレーキの踏み変えや踏み方を常にモニターし、その癖を把握した上で咄嗟のブレーキング時にサポートする(踏み方が足りない人ならプラスしたり、踏み変えが遅い人ならその分早くブレーキを効かせたりするなど)というものだそう。
この機構は初めて聞きました😳💦これはすごいね!😊
以上が標準で、リミテッド以上になると所謂追従型のクルーズコントロールやプリクラッシュブレーキシステム、車線逸脱警報システム、ブラインドスポットモニタリング、オートハイビームが付き、何と自動駐車の機能も付きます。
本当に至れり尽くせりだなぁ😳💦💦💦
4輪駆動方式(★★★★★)
グランドチェロキーには「セレクテレインシステム」という駆動制御技術が盗難されています。
トラクションコントロールシステムの応用ではあるのですが、アクセルコントロール、トランスミッションシフト、トランスファーケース(要はデファレンシャルギア⚙️ですね)、トラクションコントロール、エレクトロニックスタビリティコントロールなど、12種類の車輌マネジメントシステムを連携し、「SNOW」「SAND」「AUTO」「MUD」「ROCK」の5つのモードでその道路?状況に適した駆動にすることが可能です☺️
中でも「MUD」と「ROCK」については車高も自動で上げることで車体下の空間を確保し、低速のトルク重視の設定にすることが出来ます。
車体もタフで、こうした性能を持っているというのはやはりいざというときの安心にも繋がるかと思いますね☺️
ドライビングインプレ(★★★★☆)
さて、ここまでユーティリティ面や性能について様々に書いてきましたが、走りの面はどうか?
試乗したリミテッドは3.6リッターのV6、自然吸気モデル。スペックとしては290 ps/6,400r.p.m.。パワー的には充分な感じもしますね☺️
ということで試乗スタート!
前述の通り、見切りはしやすいとはいえそこはやはりサイズは大きめ。慎重に公道へ向かい、ステアリングを切ると…
おや?🙂
まず感じたのはボディはしっかりしてて、少しステアリング切っただけでもよく反応してくれるということ。
それにステアリングの重さも軽すぎず重すぎず、ちょうどいい!
うんうん、これはなかなかいいぞ?😊
営業さんの指示通りに道を曲がるわけですが、とにかくハンドルがよく切れる!というか曲がりやすいので運転が楽!😄
1番の驚きは、こんな大きいクルマなのにこんなに運転しやすいの?😳💦でした。
途中、住宅街にも入っていったんですが、見切りがしやすいのですれ違いも楽(ただし、幅はやはりあるので道幅には気を遣いますが;)だし、一ヶ所鋭角の交差点を曲がったのですが、何と切り返しなしで楽々クリア!😳💦💦💦
信じられないくらいよく曲がります!
営業さんが女性オーナーの方も多いと仰ってましたが、これなら納得!とても運転しやすいのです☺️
曲がるときの荷重の掛かり方もジワーッと前から後ろに抜けていく感じ。
ブレーキ時の姿勢もとても安定していて、安心感があります☺️
サスペンションについてはエアサスなのも関係してるのか、そこまで振動もなくむしろ乗り心地は快適な方です。
ただ、少し気になったのは加速時はやはり排気量があるので、不用意にアクセルをベカッと踏んじゃうと凄い力で蹴飛ばされるような感覚で加速します😳💦💦💦💦まぁ、これはドライバーが気を付ければいいのですが(笑)😅ちなみにFRベースの四駆なんだそうで。
ブレーキは、個人的な好みで言えばもう少し制動力が欲しいところ。
営業さん曰く、「元々はジープは道なき道を行くような状況も想定しなければならず、そこを考慮すると少しブレーキを踏んだだけでガチッと効いてしまうとドライバーの長時間走行時の疲労度に影響するため、わざとそうしてる」のだそう。
なるほど、確かに理には敵ってますね😃
まぁ、このあたりはオーナーさんのお好みでブレーキパッド変えるなりで調節する方がいいのかもしれません。
パドルシフトも試してみましたが、僅かなタイムラグはあるものの、不快になったり気になるほどのレベルではなく、終始快適な上楽しい試乗でした😃
総評
個人的評価ですが、 100点満点中90点。
装備面はもう充分😊これ以上何を望むの?というくらい付いてますし、本当に至れり尽くせりだと思います。
とにかく四駆として完成しているというか。
逆にこれならSRT8とかどうなんだろ?って思いますね。怖くて多分乗れませんけど😅(笑)
恐らくはあと数年でモデルチェンジもすると思いますし、ご検討中の方はお早めに!😊
最後に、対応して頂いたKさん、色々お話させて頂いて本当にありがとうございました☺️
以上、インプレでしたー( *´艸`)
※あくまで主観的評価となります。
※一部画像はインターネットからの転載です。